2019年9月6日読了時間: 3分怪奇画報、実は一度挫折しています完成にはまだ時間のかかる令和怪奇画報ですが多くの皆さんに注目していただき、感謝と救われる思いで不安も軽減されました。 今から30年以上も前ですが、僕が20歳の頃、怪奇画報の復活を出版編集者に提案した事があります。当時僕は怪奇漫画にも興味がありましたので、その打ち合わせに立風...
2019年9月3日読了時間: 1分サマーオブ84『ターボキッド』というゴアゴアかっこいい青春近未来アクション映画がとても面白く、それを撮った3人の監督の新作なので観てきました。 連続殺人事件が起こっている郊外の街が舞台の物語なので、終始不安感が漂っています。犯人がわからない未解決事件というのは現実でも不気味なもので、怪談...
2019年9月1日読了時間: 2分令和怪奇画報の展望完成した怪奇画をツイッターでご紹介させていただいているのは、皆さんが楽しんでくれる要素や傾向を探るのが主な目的です。 商業誌での活動では今ひとつ目立てなかった僕の怪奇画を広く皆さんに知っていただき、皆さんの嗜好に合わせて作画する事を検討する材料としてもツイッターというツール...
2019年8月30日読了時間: 3分エッチな怪奇画ツイッターでの僕の絵に対する皆さんの反応は大いに参考になります。 伝承や事件などから材をとる怪奇画の場合、怖い物となりがちですし、それこそが真骨頂であるとも思います。文章でしか表されていなかったものがビジュアル化され、視覚的に恐怖したり楽しめるのが怪奇画報の利点ですので、そ...
2019年8月29日読了時間: 2分死について今日はスキャナーのパーツと画材が必要になったので、10日ぶりに外出しました。足りなくなった絵の具も手に入り、気分良く帰宅するはずがシュンとなって帰ってきました。 浅草から秋葉原まで歩き、上野の金華堂に立ち寄り画材を買いました。...
2019年8月28日読了時間: 1分作業スペース僕は絵を描く時、イーゼルは使わず机で描いています。 写真のように画材以外にも筆を洗う水や灰皿、モニター、お茶など置けるので便利なのですが、本当の理由は部屋が狭く効率的に絵を描く環境を作れないからです。 絵を正面から見ていないので、デッサンにも影響があるでしょうから、紙を立て...
2019年8月27日読了時間: 2分絵の完成に要する時間僕の絵を描く速度は、遅くもなく速くもないと思っていますが、50時間で1枚が理想です。しかしながら、まだまだ未熟ゆえ厚塗りで密度の濃い絵では100時間かかる事もあります。 令和怪奇画報は80ページ程度の本として、年に2冊作る事にしましたので、最低でも年間60枚の絵を描かなくて...
2019年8月26日読了時間: 1分怪奇と色彩子供の頃、人によりカラーの夢とモノクロの夢を見るタイプに分かれると読んだ事があります。肉体労働者はモノクロで頭脳労働者はカラーであるとか。その真偽はともかく、僕の場合はカラーの夢で、悪夢の場合に色による法則があるようです。...
2019年8月26日読了時間: 2分ITスティーブン・キング原作の「IT」の映画がヒットし、続編の公開も間近ですが、ノスタルジーと怪奇は同義であるという僕の持論が明瞭に描かれているのが「IT」です。 少年期に体験した恐怖と不気味で不可解な存在であるペニーワイズを大人になった主人公たちは忘れています。...
2019年8月26日読了時間: 2分怪奇とは何か怪奇という言葉が好きです。 今で言うホラー映画は、幼少の頃は怪奇映画と呼ばれていました。主にドラキュラやフランケンシュタイン、狼男などユニバーサルやハマープロの怪物が出てくる映画を指していたと思います。 東海道四谷怪談などの幽霊が出てくる映画は怪談映画、悪魔や輪廻転生などを...
2019年8月26日読了時間: 3分現代に怪奇画報を作る意味そもそも昭和における怪奇児童書というのは、1930(昭和5)年頃に起こった大恐慌の余波で、多くの失業者が始めた、紙芝居という娯楽文化を源流とするものであるのは間違いありません。 紙芝居の演目で、圧倒的な知名度を持つのは、鈴木一郎原作、永松健夫作画の「黄金バット」ですが、一方...