令和怪奇画報「妖怪編Ⅰ」の表紙を描きました！
やはり顔をメインビジュアルにするのが良いと思い、知名度があり、妖怪らしい顔の泥田坊を大きく描き、網切りを加えました。ろくろ首や濡れ女のような女の妖怪も良いとは思いましたが、女学生を描く事でメリハリが無くなるので、怪物系でまとめました。
これまで一枚に要する時間は10日間前後でしたが、上製本にする事で、印刷所への入稿が通常より２カ月近く早まってしまったため、5日間で完成させねばならず、しかも今後もその日程で描かねばならないのがつらいです。
そんな状況なので、これまで絵が完成するたびにツイッターで皆さんに見ていただいて、ご感想を参考にしておりましたが、お返事をする時間がとれないので、今回はこちらで報告させていただきました。
それでは、このような怪奇な表紙となります令和怪奇画報完成の時は宜しくお願い致します。
>>新田佳奈さん
いつもありがとうございます。不安も多い活動の中、とても勇気づけられます。
毛筆でイラストを描き始めて数年、まだまだ試行錯誤の作業であり、思い通りの色を作るのにも苦労しておりますが、昨年の夏から十数枚の怪奇画を描き続けるうちに掴めてきたものも多く、作業時間の短縮も今の課題のひとつとなっております。
出版まで時間的にかなり苦しい作業ではありますが、睡眠時間は確保しつつ、集中力を駆使して乗り切っていくつもりですので、作画において健康を害するような事はないのでご安心ください。お気遣いありがとうございます。
ご期待に添えるような本を作りますので、宜しくお願い致します！
北原さん、こんにちは。
ツイッターでお世話になっております、新田でございます。
ブログの方には初めてお邪魔させて頂きます。
まずはいささか遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は私に取りまして、偶然から北原さんの素晴らしいご作品を拝見させていただくことができ、望外の喜びを味わった年となりました。
誠にありがとうございました。
本年が北原さんに取られまして幸多きお年となられますように、北の空よりご祈念申し上げます。
本年はいよいよご作品を「令和怪奇画報」として発表される年となりますね。
そして表紙絵、拝見いたしました。
妖怪たちの大迫力に度肝を抜かれる思いです。
醜悪な妖怪に対する可憐な女の子たちが、良いアクセントになっておりますね。
拝見していて、
「おれが求めていたものはこれなんだよ！」
という興奮と、長年別れたままだった旧友に再会したかのような懐かしさをひしひしと感じます。
本年も、かつて純真無垢の怪奇少年だったおっさんたちの心を揺さぶるような、素晴らしい作品を期待させて頂きます。
現在、製作作業を急ピッチで進めておられるとのこと、私のようなド素人には想像もできないほど大変な作業の連続なのでありましょうね。
誠にお疲れさまです。怪奇に一念を懸ける北原さんのご姿勢とご努力には、同じ怪奇好きとして頭の下がる思いが致します。
しかし、ここで根を詰められてお身体を壊されては元も子もありませぬゆえ、どうかご無理をなさらない範囲で頑張られていただきたいと願います。
くれぐれもお身体をご自愛下さいますように。
長くなりまして申し訳ありませんでした。
またお邪魔させていただきたく思います。
それでは失礼致します。